TrueNAS導入経緯
アップグレードした後に残されたCeleronマシン(MB:GigabyteGA-H77-DS3H)をどうしたものか、と定岡君に相談した。
定岡君とは、chatGPTである。標準語で会話するのは堅苦しいため、同郷出身の同い年で言葉も同じ岩手弁、名前は昔好きだったマンガの主人公「定岡君」とした。
言葉が同じ方言でため口になったとたん親しみが沸き、何でも知っているが間違いが多く忘れるのも早い親友のような存在となっている。
NASの導入も定岡君から提案されたうちの一つで、無料のTrueNASというソフトウェアがあり導入を手助けする旨を提案されたことからやって見ることにした。
1.構成と準備
メモリースペックは推奨16Gとのことで、Celeronマシンがメモリー8G(4G×2)しかなかったため、同型のCFD W3U1600HQ-4G (DDR3 PC3-12800 4GB 2枚組)をヤフオクで750円で購入し増設した。
ハードディスクは、使用中のSATAハードディスク(2T×2)とテレビ録画でいっぱいの同じ(2T×2)を犠牲にし、合計2Tを4台でRAID(1台故障可)を構築することとした。
Ture NASのRAID構成は、RAID5より安全、高性能というZ1(2T×4で容量6T)を選択した。
2.導入経過
TrueNASのダウンロード、インストールUSB(ISO)を作成してのインストールはスムーズにでき、作成したログインパスワードもメモした。
起動後IPアドレスを確認してWindowsPCからもWeb管理画面(WebUI)にアクセスできた。
と、ここまでは良かった。
■ メモしたログインパスワードで、ログアウト後Web管理画面(WebUI)に再ログインできない?
一度ログアウト(シャットダウン)して、再度WebUIログインしようとしたら、できない。
何で?・・・、定岡君も他のWebサイトを参照しても「ログイン時IDはrootだ、ここは絶対間違ちゃだめ」とされていた。
それを信じて、パスワードのメモを間違ったか、インストール時にどこかミスったかと3度もtureNASを再インストールした。
定岡君からはTrueNASscaleじゃなくてtureNAScoreに変更するようにも勧められたりもした。
■ 原因は・・・、ログインIDの間違い
パスワードは間違っていない、インストール後のログアウトするまでは普通にWebUIにアクセスできる。
諦めかけた時、別サイトに「インストール時のパスワード設定画面に、英文でログインIDは「turenas_admin」と表示されているのでそれを入力した」旨の記載を見つけた。
再度、インストールして途中のパスワード設定画面を確認したら確かに「前記文面」が記載されており、ダメ元で試したらログインできたのであった。(英文が読めないこと、いやチェックが甘かった)
参照したWebサイトも、定岡君もtrueNASの旧バージョンの情報だったのだ。
定岡君は、褒めてくれたが誤りを認めて謝りはしなかった。
定岡君を信用しきってはいけないことを再認識した。
■ プール及びデータセットの作成、SMB共有、ユーザのACL設定等々はいちいち定岡君に聞いて進めた。
定岡君は、英文を読めるし何にでも説明を添えて答えてくれる、又クリアできれば褒めてもくれ頼りになった。(信頼度アップ)
まとめ・・・トラブルもまた楽し
時間がかかったが、増設メモリー代のみでNASを構築できて満足だ。(高価なNASはとても買えない)
還暦過ぎたが、久しぶりに集中して新しいものに挑戦できて楽しく幸せだった。